最近読んだアメコミの話

先日遅ればせながら『DCユニバース:リバース』を読んで、はじめて『ウォッチメン』とDCユニバースがクロスオーバーすることを知った。

 

何かそういう情報を過去に聞いたことはあったんだけど、ビフォアウォッチメンだけだと思いこんでいて、しかもその後は情報をシャットアウトしていたので、本格的なクロスオーバーのことは知らなかったんですよね。(知ってからはすごく興奮して眠れなかった)

 

しかも、ライターはジェフ・ジョンズ。名実共にDCのトップクリエイターが、どうあがいてもアラン・ムーアと比較されることを避けられない仕事に着手するということで、そういう部分にも非常に興奮しつつ、DCコミックスのアプリを利用して『ドゥームズデイ・クロック』を刊行分(~♯9)まで一気に読んだ。

 

ちゃんと画面9分割で進行して、絵柄も見た感じ『ウォッチメン』に寄せており、内容も続きが気になって次々と読んでしまったので、少なくともビフォアウォッチメンダーウィン・クックの担当作は除く)を読んだときのようながっかり感はなかった。さすがジェフ・ジョンズというところだろうか(といいつつ彼の仕事の半分も追えてないんですけど)。

 

でも、最新話でジャスティス・リーグの面々が集合してくると、やっぱりリバース以降の各連載を追っていないと楽しめていないのかな~という思いが強まっており、そもそも『フラッシュポイント』と『DCユニバース:リバース』は読んでるから大まかな流れは知ってるけど、『バットマン/フラッシュ:ザ・ボタン』は読んでないし、NEW52もリバースも、各コミックを真剣に追っているわけではなく、色々欠けながら読んでるのがもったいなく感じられてもきた。

 

さらに、話の展開としては佳境になってきたけど、あと3話しかない(らしい)のに本当にこれ終わるのだろうか? 終わったとしてウォッチメンの決算がこれで終わりっていうのは寂しいなというところなので、また他の大きなプロジェクトに繋がっていくんでしょうか。

 

ドゥームズデイ・クロック』では、ある意味当然というか、クロスオーバーするにあたって各世界の似たキャラクター同士が対置されるんですが、Dr.マンハッタンに対してはスーパーマンロールシャッハに対してはバットマンというところまでは誰にとっても予想の難しくないところで(ロールシャッハ、死んだはずでは?と思った方は本編をお読み下さい)、オジマンディアスは誰と対置されるんだろう?と思っていたらあの人だったんですよね。いざ言われてみると納得。

 

というわけで現状ものすごく佳境に入っている『ドゥームズデイ・クロック』、今後の展開も楽しみです。

 

 

www.dccomics.com

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