2024年19週0506_ラウンドロビン読書法


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目標の進捗管理

  • 22冊の本を読む(その半分は技術書)
    • 9冊読了。40.9%
    • 新規読了
      • 『ゾンビ最強完全ガイド』
        • この見た目でカルスタ本なのが意外過ぎる。初期のヴードゥーゾンビや、ハイチの植民地化、アメリカのパルプ雑誌におけるゾンビの扱いといった、前ロメロ・ゾンビにも言及しつつ、現代ゾンビまでの歴史を総なめする。
        • 関心に近いところにあったので面白く読めたけど、フーコーアドルノを引用するタイプのカルスタ本の、牽強付会や、大げさすぎる社会批評が少し気になった。
      • 『ギャンブラーが多すぎる』 ドナルド・ウェストレイク
        • 新潮文庫からウエストレイクが出ていたので思わず買ってしまったもの。いい意味で読んだあとに何も残らない、二時間のハリウッド娯楽映画のような小説。事態が一切把握できないまま、二つの犯罪組織の双方から疑われて騒動に巻き込まれていく様が楽しい。素人探偵の巻き込まれもの。ヒロインが可愛い。
  • 22本の映画を見る
    • 7本見た。31.8%
  • 禁酒100日
    • 休肝日を43日作りました。ハイペースで達成できている。

最近の活動

  • 島田荘司占星術殺人事件 を電子版で、 『斜め屋敷の犯罪』 を物理書籍でそれぞれ購入した。いまさら読むのかよ、というラインナップだが、何か買うものが無いかと物欲しげに書店を徘徊して、唯一興味をそそられたので買った。ミステリは苦手なので、こういう有名な作品を当然のように読んでいない。
  • そのほかにハイスミス 太陽がいっぱい や、ミルハウザー エドウィン・マルハウス』、トマス・オルディ・フーヴェルト 『魔女の棲む町』 など読み止しの本に事欠かない。 どうするつもりなんだよ。
  • とよ田みのる 『これ描いて死ね』 の既刊を全部読んだ。
    • 学生たちがのびのびと漫画を描く幸福な世界を活写する一方で、実際の作品のコアはどす黒いものでできている。つまり、連載漫画家として一度商業に載せて、地獄を見ることになった学校の先生が核になっていて、それを反射するように学生たちのきらきらした日常があるという構成。
    • 多分、先生の話が無ければ学生たちの話はどこか嘘くさいものになったのかもしれない。