雑談

2023-03-26 22:36:35_フレデリック・ワイズマン『コメディ・フランセーズ 演じられた愛』など

Diary フレデリック・ワイズマンの『コメディ・フランセーズ 演じられた愛』を25分くらい見た。 冒頭、屋外の風景。やがてカメラは屋内へ移る。胸像を捉えた固定ショットが2、3秒のリズムで何枚も切り替わっていく。音楽的な編集。カットが変わるごとに胸…

2023-01-19 23:14:46

Diary 最近見た映画とか スティーブン・ソダーバーグの 『KIMI サイバー・トラップ』 という映画を見た。 SiriやAlexaのような音声アシスタントのソフトウェアの補正作業(ソフトウェアが上手く聞き取れなかった音声記録を聞いて補正する)を生業にしている…

日記 『ミッドナイト・ファミリー』など

昨晩見た映画 昨日はAmazon Primeで映画を見た。『ミッドナイト・ファミリー』(ルーク・ローレンツェン)。メキシコシティには公営の救急車が足りてないので、闇営業の救急車がたくさんあるという社会問題を背景に、その闇営業救急車を運営している家族にス…

210912『あずまんが大王』を読みました(「あずまんがダービー くさび杯」の答え合わせ回)

お世話になっております。呉衣悠介です。 このたびは、先輩のご厚意によって開催されました「あずまんがダービー くさび杯」に参加しておりました。え? 忘れた? 「あずまんがダービー くさび杯」とは、『あずまんが大王』を初めて読む呉衣が好きなキャラク…

210801 【身内向】「あずまんがダービー くさび杯」に向けての前情報

お世話になっております。呉衣です。 このたびは、先輩が開催される「あずまんがダービー くさび杯」に出走することになりましたので(出走というか俺が競馬場)、自己紹介のエントリを書きます。 大学時代、目にはしていた『あずまんが大王』に、これまで一…

制作と歩くこと

宇多田ヒカル「仕事柄よく歩くんですけど」 以前、「マツコの知らない世界」というテレビ番組に宇多田ヒカルが出演して話題になったことがあった。 わたしも、宇多田ヒカルのファンだったので(それもかなり年季の入ったファンだ)、ものすごく久しぶりのテ…

読書

先のことを気にしなくてもいい休日に小説を読んでいると、そもそも小説とはこういう状況で、暇をつぶすために読むものなのだということを強く実感する。 2~3時間は拘束されることが確定している新幹線の中以上に読書がはかどる場所があるだろうか? 土地…

備忘録:長編小説を書いた

2018年1月24日に、今現在書いている長編小説の第1稿を書きおえた。書きはじめたのが2017年1月21日なので、ほとんど丸1年間かかってしまった計算になる。というか、このあと推敲しなければならないので、本当はもっとかかる。2017年6月…

石田敦子『魔法少年マジョーリアン』、矢部嵩「中耳炎」

〇石田敦子『魔法少年マジョーリアン』を読んだ。こういう漫画が大好きだったことを思い出した。女っぽくていじめられている男の子と、その子をいじめている悪ガキが一緒に巨乳美少女に変身して敵と戦うことになるという話。淫獣の名前がジェンとダーでジェ…

自分から遠く離れたい

よく小説について「なにを伝えたかったのか」とか「なにを表現したかったのか」と問われることがあって、これは小説に限らず制作一般についてよくよく誤解されていることだと思う。まあ確かにそういう部分がないわけではないけど、とても長い文章を書くとき…

ウィリアム・フォークナー『サンクチュアリ』の読みにくさ

題名通り、フォークナーの『サンクチュアリ』を読んでいる。そして、死ぬほど読みにくい。ちなみにここで、なぜ読みにくいのかを切れ味よく解説するつもりはない。フォークナーの長編としては短いものだし、「フォークナーのなかではわかりやすい」という評…

小説の描写について

よく、職業小説家や、小説を書いている人が、「ある時期からずっと自分の行動や見たものを脳内で描写し続けている」ことを告白することがある。オーウェルもエッセイでそのようなことを書いていた。つまり、デカルト劇場である脳内の小人が、目の前の世界を…

小説が読めない

雑談であるが、ここのところ小説が読めないでいる。求心的な物語のあるやつは読める。しかし散文的なだらーっとした時間に浸るような読書体験ができなくなっているのだ。映画を見ていてもすぐにスマホに手が伸びるし、集中力が続かない。 時間芸術なのに、時…

備忘録:イーガン「銀炎」について

グレッグ・イーガン「銀炎」を読んだ。これは面白いと思う。スピリチュアルな人々へのイーガンのネガティブな感情が描きこんであって、それが愚かさへの差別感情、狂気、恐怖へとスケールアップしていく。具体的な素材も豊富で、この件に関するイーガンの怨…

最近見た映画(ウェス・クレイヴン『壁の中に誰かがいる』、清水崇『ラビット・ホラー』)

・ここ最近、メルヘンに近い構造を持つホラー映画を立て続けに二本見た。・まず、ウェス・クレイヴン『壁の中に誰かがいる』。・撮影・照明であるとか、活劇としてどう、とかいう感想は今回は脇に置いておきたい。・町に圧制を敷いていて、その根城にたんま…

近況

・某氏がブログのデザインを変更していたのに釣られて、私も思い切ってガラッと変えました。・といっても単に釣られただけではなく、前のデザインだと、引用する時に右端がものすごく読みにくくなってしまうという悩みもあった。それで、引用部が読みやすけ…

最近見たアニメ

・せっかく時間が出来たということでアニメを見ている。特に、見逃していた京アニの作品をチェックしようと、まず『境界の彼方』を見たのだが、これが面白かった。物語としてはありきたりなのだけど、見せ方がちょっと普通じゃない。なんというか、色々な演…

近況

・『ミスティック・アメリカ』とは別に、長編小説を書いている。賞に応募するつもりなので、しばらく連載小説である『ミスティック・アメリカ』はお休みということになりそうだ(でもまた終わったら再開する予定)。なんでも、最近まわりの知人ワナビが、プ…

雑多に見るということ

dビデオというスマホ向けの定額動画配信サービスをここのところ利用している。見慣れたハリウッドの大ヒット映画や代わり映えのしない名作棚ばかりで退屈かもしれないと怖れていたのだが、どういう訳かエリック・ロメールの遺作『アストレとセラドン 我が至…

ワナビ近況

オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)作者: F.L.アレン,Frederick Lewis Allen,藤久ミネ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1993/03メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 27回この商品を含むブログ (18件) を見る 『オンリー・イエスタデイ…