2024年6週0205_〆切に追われる日々


Impression

2つ以上の〆切に追われて、週間10時間以上の打合せと、それ以上のデスク作業に没頭する一週間だった。ほとんど家に寝に帰る生活。

スクラムによる読書管理


ソラリス

  • 「コミュニケーション不可能な知性との遭遇」という強力なコンセプトがあって、ほぼそれで全編を貫き通し、後世にも上記コンセプトを代名詞として生き残っている長編小説である。そういう意味で成功していると思う。
  • コンセプトだけだと長編小説にはならないので、ソラリス学という細部と、主人公の死んだ元妻のにせものが出てくるという心理サスペンスとの2つで引っ張る構成。
  • 作中の少なくないページ数を占める「ソラリス学」に関する蘊蓄パートは、ほとんど学問、科学研究の高品質なパロディになっていてとても読みがいがあった。
  • コンセプト面での共通性以外の部分でも、ピーター・ワッツ『ブラインドサイト』の先祖だなと感じる部分は色々とあった。(閉鎖空間での心理サスペンス、背景設定開陳にあたって作られる作中文献、学術的なテキストのもっともらしさ)

keychron k2 proを使っている

  • 職場で静音軸にして使っているが、音もせず非常に快適。
  • ただ手先が不器用なのでスイッチを替えるときに、元々の青軸が一部Shiftキーなどに残ってしまっている。これはこれで、割り当てるキーによっては「押した感」がはっきりするので使いようがあるのかもしれない。