フリーアジェンダというポッドキャストを聴いている
※本家に取り上げられていてビビった。聞きながら矢本さんは共感できないというより、「同じようにはできない」くらいのニュアンスで言いたかったのに上手く書けてなかったなと反省した。
コロナが流行り始めた頃だったか、わたしは感染対策を理由に電車通勤から車通勤に切り替えた。
政府レベルでのコロナウイルスへの対応が終息した現在でも、それは続いている。
車通勤はいい文化だ。
満員電車に詰め込まれて通勤するよりもはるかにQOLが高く、自分の個室の中で通勤しているような感覚が味わえる。確かに交通事故のリスクや、金銭的なコストは存在するが、それは快適さと引き換えにしてもよいと思えるぐらいだ。
そういった事情で、ここ1,2年は車通勤をしているので、毎日40-60分は耳がフリーな状態だ。加えて家事育児の時間があるので、「手は空いてないけど耳は空いている」時間の総量が増え続けている。
この空いた時間をどのように有効活用しようか悩み、しばらくはApple Musicで音楽を聴いたり、Youtubeで動画を聴いたりしていたんだけど、今はSpotifyで下記のポッドキャストを聴くことにしている。当面はここに落ち着きそうだ。
わたしが聴いているポッドキャスト
フリーアジェンダは、10Xの創業者かつ現CEOの矢本氏と、元メルカリで、昨年からデジタル庁にJOINした、Growth Camp Inc. 代表取締役のヒカル氏がふたりで雑談をするポッドキャストだ。
名前の通り、ゆるい雑談配信で、アジェンダは毎回設定されているものの「アジェンダから脱線しない方がむしろ珍しい」くらいに話題が脱線する。
わたしは元々、仲の良さそうな成人男性二人が年甲斐もなくつるんでいる様子を見るのが好きで、フリーアジェンダはまさにそういうポッドキャストだった。
喋っている二人のキャラ
矢本氏(10XのCEO)
- トレーニーでもあり、ストイックな印象が強いせいか周囲に怖がられているらしい(アンケート調査によれば7割から怖がられている)。
- 経営者らしく独自の哲学があって、芯がブレない。もちろん怖い人ではないんだろうけど、共感はしにくい。
- 聞き役にまわることが多い。
- 三児の父で、子煩悩。たまに配信に子供が出没する。
ヒカル氏
- 矢本氏が剛なら、ヒカル氏は柔。人間的に弱い部分を上手く開示しているので、共感しやすい。
- よく喋るし、ポッドキャストではちょっとおどけた感じ。ちょっと天然な矢本氏に対する常識人枠。
- 霞を食べて生きていそうな見た目をしている。
とはいえアジェンダはあるんでしょう?
矢本氏が経営する10Xはネットスーパーのオペレーションを担う業務システムを開発・提供する会社で、実は前から知っていた。
どうして聞き始めたかは覚えていないけど、たぶんきっかけは、10XのCEOがポッドキャストやっているなら面白いはず、という好奇心だっただろう。
前から、10Xのバリューにも掲げられている"As One Team"が反映された情報公開のオープンさ、ドキュメントの姿勢に対して共感している。(それ以外の2つのバリュー、"Think 10X"、"Take Ownership"に対してももちろん同じことが言える)
あと、彼らの本業での業務領域というか、関心分野というか、ドメインがわたしの現在の本業とかなり近いので内容的にも興味を持って聞けるというのは大きい。
当然、"フリーアジェンダ"なのでビジネスの話ばかりではないし、Notionの使い方や、横山三国志についてひたすら語っている回も存在するが、育児と家事と仕事のこと以外のことを考えるのが難しい生活をしているので、自分の仕事に近い話題が多いのがいい。
何より、自分の職場にはこういう感じの話題で会話できる人がほとんどいないので孤独が癒されます。
音声市場
じっくり腰を据えてブログを書く暇もあんまりなくなってきたから、知り合いとふたりでポッドキャストとか録りたくなってくるんですよね、他人のポッドキャスト聴いていると。
誰か録りませんか? スケジュール合わせるの大変かもしれないけど。
サンプル
noteに文字起こしもあるので、そこから読んでもいいんじゃないかな。
Appendix
前は、「ゆるコンピュータ科学ラジオ」というYouTubeチャンネルを追いかけていたけど、以下2点の理由で続かなくなって、フリーアジェンダに切り替えた。
- YouTubeは流しっぱなしにしづらいし、有料会員にもなりたくない。
- 年齢が 若すぎて「年甲斐もなくつるんでいる」感じが薄い。
マジでコンテンツ側に非がない。