2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年4月に見た映画

詳しい感想は鑑賞メーターで。 http://video.akahoshitakuya.com/u/79182 『フレンジー』アルフレッド・ヒッチコック 『雨』ルイス・マイルストン 『パブリック・エネミーズ』マイケル・マン 『ランボー』テッド・コッチェフ 『キャプテン・フィリップス』ポ…

ニール・ブロムカンプ『エリジウム』(2013)

エリジウム [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2014/07/02メディア: DVDこの商品を含むブログ (20件) を見る かなりビミョーではないか。 現代社会の抱える社会問題を構図だけ切り出して今の観客の興味を引きつつ、最終…

ワナビ近況

オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)作者: F.L.アレン,Frederick Lewis Allen,藤久ミネ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1993/03メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 27回この商品を含むブログ (18件) を見る 『オンリー・イエスタデイ…

ポール・グリーングラス『キャプテン・フィリップス』(2013)

キャプテン・フィリップス [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2014/03/21メディア: DVDこの商品を含むブログ (7件) を見る この映画は、ことさらにソマリアの海賊の事情やアメリカとの関係を説明しようとはしない。そん…

2014年3月に見た映画

詳しい感想は鑑賞メーターで http://video.akahoshitakuya.com/u/79182 『デジャヴ』トニー・スコット 『泥棒成金』アルフレッド・ヒッチコック 『去年マリエンバートで』アラン・レネ 『黒の超特急』増村保造 『デリンジャー』ジョン・ミリアス 『遠い空の…

ジョー・ヒル『20世紀の幽霊たち』

20世紀の幽霊たち (小学館文庫)作者: ジョーヒル,Joe Hill,白石朗,安野玲,玉木亨,大森望出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/09/05メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 48回この商品を含むブログ (96件) を見る ・「シェヘラザードのタイプライター」謝辞の…

円城塔『バナナ剥きには最適の日々』

バナナ剥きには最適の日々 (ハヤカワ文庫JA)作者: 円城塔出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/03/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (18件) を見る 円城塔の新刊。というか文庫落ち。 読解する能力や知識がそもそも足りない気がするけど、その上、今…

アルフレッド・ヒッチコック『泥棒成金』(1955)

泥棒成金 [Blu-ray]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2012/08/10メディア: Blu-ray購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見るブルーレイで見たら、驚異的な画質にびっくりした。 50年代のカラー…

Aphex Twin 『Piano Tuners』

深夜にぼーっと眺めていたが、殆どの人が怖い映像だと感じるんじゃないだろうか。 『トムとジェリー』。と言ってもこれはあの有名な猫とネズミの方の『トムとジェリー』ではなく、ヴァン・ビューレン・スタジオが製作した1930年代のアニメ。それにAphex …

2014年2月に見た映画

まあ、ここでは素直に書こうと思う。***詳しい感想は鑑賞メーターで http://video.akahoshitakuya.com/u/79182 『男の敵』ジョン・フォード 『傷だらけの挽歌』ロバート・アルドリッチ 『エレニの旅』テオ・アンゲロプロス 『東への道』D.W.グリフィ…

長谷敏司『My Humanity』

※ネタバレしまくりなので読了後に読むことをオススメします。というか読んでいることを前提にして書いています。 My Humanity (ハヤカワ文庫JA)作者: 長谷敏司出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/02/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (22件) を見る…

最近読んだもの(『戦争熱』、『老いたる霊長類の星への賛歌』)

短い文章で書くと、その作品を容易に類型化してしまえるところが怖いので、出来ればこのブログでは長い文章で書きたいわけだが、一方で記憶することがこのブログの目的でもある。類型化が怖いからと言って何も書かないでいると、例えば短編集の中でも、あま…

再始動

死蔵していたはてダを再開することにした。 理由は二つほどある。 1 SNSに本の感想を流したくない。 ソーシャルに少し嫌気がさしたというか、自動的に知人に見える場所でそういうものを垂れ流すのが嫌になったというところ。 2 長い文章が書きたい 字数…

2013年映画 新作ベスト10

もう2月の半ばですが、別の場所で書いたものを置いておきます。 *****訃報を振り返ろうとしたのですが、大島渚もアレクセイ・ゲルマンも僕はまだ一本も見ていないんですよね。そういう意味では梅本洋一の方が衝撃的でしたし、今調べて初めて熊谷秀夫が…